北海道の主力産業が、農業や漁港じゃないってこと知ってました?

北海道の産業といえば、農業や漁港のイメージあるかもしれないけど、産業構成割合は大体こんな感じです。

 

引用:北海道経済要覧2014

 

総生産に占める農林水産業(1次産業)の割合はたったの3.8%、全国は1.2%だから、それと比べると多いわですが、日本の食糧基地を自負する割には少ない数値です。

札幌とか都市部を含むからそうなるんじゃないの?

そう思う人もいるかもしれませんが、農業王国十勝を見てみると1次産業10%、2次産業20%、3次産業が70%。十勝も1次産業の割合が少ないですね。

1次産業が主力の道内地域は他にもあるので、ちょっと調べてみました。

道東の別海町は、人口1万5千人ですが、牛の頭数はなんと11万頭もいます。北海道でもダントツNo1 の酪農の町です。

この別海町は、概ね1次産業40%、2次産業20%、3次産業40%のようです。やはり、別海でも1次産業は4割程度なんです。

それでは世界に目を向けてみると、羊だらけのニュージーランドは、1次産業10%、2次産業20%、3次産業70%の割合らしく、ほぼ十勝と同じ感じです。

そう考えると、別海の4割はすごいのかも知れませんね。

こうして見ると、北海道の主力産業は農業や漁業じゃなくて、3次産業のサービス業なんですね。

でも、北海道の農業や漁業は日本の食糧の2割を支えているのだから、やっぱり主力産業として守っていかなきゃ行けないと思います。