日ハムが新球場構想を本格化させたことを受け、誘致に乗り出している北広島市が提案書を提出しました。
同市が提案したのは「きたひろしま総合運動公園」に3万人収容の開閉式天然芝ドームを建設するというも。商業施設やホテルも併設して、JR新駅まで造る計画らしいです。
この猛烈ラブコールに、日ハムもまんざらではないようですが、肝心の建設費は謎のままらしいです。
でも、やっぱり気になるのは建設費。たぶん開閉式ドームだから、地震対策でメチャクチャ変わってきそう。なるべく揺れが少ない場所の方が安く済みそうです。
というわけで、産業技術総合研究所が公表している活断層データベースに、北広島市が提案した新球場予定地を落してみるとこうなります。
新球場予定地が活断層の真上すぎて、とってもヤバそうな感じです。
地図の青い線は野幌丘陵断層といって、かなり以前から知られている活断層です。
この活断層、札幌市の防災計画でもM7.5、最大震度7が想定される要警戒の活断層なのです。なぜか北広島市の防災計画では想定されていません、、、Why?
活断層の真上に安全な開閉式ドームを建てるとなると、耐震構造とかで建設費はもちろん維持費もどんどん膨らみそう。
でも、とりあえずそこは置いといて、まずは誘致先行ということなのでしょう。
これってもしかして、東京五輪の競技場建設と同じパターン?
建設費は日ハム持ちなのでしょうけど、何の説明もせずに活断層の真上に新球場建てましょうというのは、ちょっと大胆すぎやしません?
ちなみに、札幌ドームは直下に活断層はなくて、半地下構造のフィールドを直接基礎にできるほど地盤条件はいいです。結構地震には強いドームスタジアムかと思います。
北海道日本ハムファイターズ公式球団歌::ファイターズ讃歌 [ 上杉周大 ]
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